ARITO's Audio Labとは

ARITO's Audio Labというのは、わたくし、前川有人が個人で営んでいるオーディオ用トランス(主に管球アンプ用)のガレージメーカーの名前です。

当ラボの立上げの背景につきましてはこちらをご覧ください。(←このページは当初から更新できてませんが、ラボのこれまでの経緯評価を含め、近いうちに更新したいと思ってます。)


 


このページを更新している今は2022年8月、当ラボよりトランスの販売を開始してから2年半が経過しました。

7月に会社を定年退職となり(今のところ再雇用の嘱託社員として働いていますが)、これまでのラボ運営の経過を評価し、会社卒業後の職業として本格的にラボ運営を行うことを決意しました。




■ 商品の紹介

ARITO's Audio Labの本格参戦に伴い、管球アンプ用出力トランスの新シリーズを投入します。

ラインアップにおいては、新シリーズを「標準型トランス」、これまでの小型管球アンプ用の出力トランスを「小型トランス」、ミニワッター用出力トランスを「超小型トランス」として、 大きさによって分類します。

また、バイファイラー捲きのBW-2K7Wを小型トランスのラインアップから外し、今後新たに投入するトランスと合わせて「バイファイラー型トランス」をラインアップに追加します。

これらに伴い、これまで標準品と呼んでいた通常の製品(ヤフオクに出品して販売する製品)を一般品と呼び変えます。

一般品を基に、二次側の極性、コア材やコア組みを変更した派生品や、やや特殊な仕様のため一般品に馴染まない製品を、受注生産品とします。


●標準型トランス

●小型トランス

●超小型トランス

●バイファイラー型トランス

●受注生産品

●特注品


当ラボの一般品の化粧箱は以下となります。


当ラボで販売する一般品トランスのラインアップは、いずれも角型化粧ケース入りです。

当ラボの製品は、全て私自身が自作の巻線機を用いて捲いた手作りのトランスです。


◆シングル用出力トランスの使用上のご注意!




標準型トランス


当ラボ渾身の力を込めた新シリーズです。これまではラボの事業評価を主目的とした運営をしており、撤退する場合でも損失が少なくなるよう小型のトランスばかり手がけていましたが、満を持して標準型を投入します。


SE-3.5K10W(シングルアンプ用 3.5kΩUL付:4,8,16Ω 10W)

SE-5K10W(シングルアンプ用 5kΩUL付:4,8,16Ω 10W)

DE-5K20W(プッシュプルアンプ用 5kΩUL付:4,8,16Ω 20W)

DE-8K20W(プッシュプルアンプ用 8kΩUL付:4,8,16Ω 20W)



下図はシャーシ加工用の参考図です。




小型トランス


SE-5K4W(シングルアンプ用 5kΩUL付:4,8,16Ω 4W)

   拙の製作例6BM8パラフィードアンプです。

   大分の米野さんの製作例FU50 Single Ampliferです。

   岡山の三村さんの製作例SRPPドライブ6BQ5(T)シングルアンプです。


SE-7K4W(シングルアンプ用 7kΩUL付:4,8,16Ω 4W)

   東京の菊地さんの製作例42三結 打消し式シングルアンプです。

   東京の菊地さんの製作例14GW8 /PCL86三結 ミニワッターです。

   東京の菊地さんの製作例7591三結 3Wシングルアンプです。

   東京の高坂さんの製作例4P1L Single Amplifierです。

   拙の製作例45パラフィードアンプです。

   埼玉の塚本さんの製作例PCL86超三結アンプです。

   東京の粕谷さんの製作例71Aシングルアンプです。


DE-8K7W(プッシュプルアンプ用 8kΩUL付:4,8,16Ω 7W)

   群馬の内田さんの製作例11BM8ULppアンプです。

   東京の きん さんの製作例6V6三結AB2級プッシュプルアンプです。

   東京の粕谷さんの製作例8B8プッシュプルアンプです。


DE-10K7W(プッシュプルアンプ用 10kΩUL付:4,8,16Ω 7W)

   京都の西河さんの製作例 8B8差動アンプです。

   東京の菊地さんの製作例12BH7A パラPPアンプです。

   東京の菊地さんの製作例PCL86/14GW8 三結 全段差動PPアンプです。


   

下図はシャーシ加工用の参考図です。




超小型トランス


以下のミニワッター用出力トランス4機種は、ぺるけさん(木村哲さん)のミニワッタープロジェクトで 紹介されている管球アンプの音をもっと良くしよう!という目標で設計した出力トランスです。

SE-5K2W(ミニワッターシングルアンプ用 5kΩUL付:4,8,16Ω 2W)

SE-7K2W(ミニワッターシングルアンプ用 7kΩUL付:4,8,16Ω 2W)

   東京の粕谷さんの製作例4P1Lシングルアンプです。

   刈谷の加藤さんの製作例5687miniパラシングルです。

DE-8K2W(ミニワッタープッシュプルアンプ用 8kΩUL付:4,8,16Ω 2W)

   刈谷の加藤さんの製作例5687 ミニプッシュプルです。

DE-14K2W(ミニワッタープッシュプルアンプ用 14kΩUL付:4,8,16Ω 2W)

   東京の粕谷さんの製作例E88CCプッシュプルアンプです。


下の写真の左側が小型トランス、右側が超小型トランスです。

下図はシャーシ加工用の参考図です。




バイファイラー型トランス


バイファイラー型トランスは、一次側巻線を2つに分けてバイファイラー捲きにしたトランスです。

バイファイラー捲きされた2つの巻線は結合が密となり、交流的に全く同じ動きをします。この性質を利用して直流的にレベルシフトした使い方が可能です。

バイファイラー型トランスの外観寸法は、BW-2K7Wが小型トランス、BW-1.25K20Wが標準型トランス、の一般品と同じです。


BW-2K7W(マッキントッシュタイプCSPP専用 2kΩ×2:4,8,16Ω 7W)


   東京の きん さんの製作例12GN7 CSPP アンプです。

   豊橋の今川さんの製作例6GA4クロスシャントプッシュプルアンプです。

   東京の菊地さんの製作例6AQ5 簡易型csppアンプです。

   東京の菊地さんの製作例12BH7A パラ CSPPアンプです。

   拙の製作例6973クロスシャントプッシュプルアンプです。

   群馬の内田さんの製作例PCL82/16A8 CSPPです。

   拙の製作例4P1Lクロスシャントプッシュプルアンプです。

・BW-2K7Wに適合する 出力管のCSPP動作例の紹介ページです。


BW-1.25K20W(マッキントッシュタイプCSPP専用 1.25kΩ×2:4,8,16Ω 20W)





受注生産品


受注生産品に関しては、価格、納期をメールにてお問合せ願います。


派生品(一般品を基に仕様を変更した製品)

●シングル用出力トランスを3段アンプ用に二次側の極性を逆にしたものは品番の末尾が-Rとなります。例:SE-3.5K10W-R

●シングル用出力トランスをパラフィード用にコア組をラップジョイントにしたものは品番の末尾が-GLとなります。例:SE-5K10W-GL

●コアの材質をオリエント材からハイライト材へ変更したものは品番の末尾が-Hとなります。例:DE-8K20W-H


やや特殊な製品(すみません! ここは整備中です。)

SE-12K4W

MT-06K7W

LA-22PE-PB




特注品


当ラボの最初の売り上げは、実は特注品だったりします。特注トランスについては、手持ちの材料で作れる場合のみ対応します。

特注品に関しては基本的に一発勝負です。引き合いをいただいて対応可能と判断したものについて、設計、試作を行い、ワニス含浸をしない状態での評価結果を提示します。 そのデータで可否をご判断ください。特性的にOKの場合は見積もりをしますので、価格が折り合えば成約となります。 特性がNG、あるいは価格が折り合わない場合はそこでプロジェクトは終了となります。その場合は料金はいただきません。

現在のところは、当ラボの一般品トランス用の材料+αしか在庫しておりませんので、基本的に、同じサイズのオーディオ用トランスしか対応ができません。

電源トランスについては、特注対応可能なショップには価格的に対抗することができませんので、当ラボでは対応いたしません。




シングル用出力トランスの使用上のご注意!


シングルアンプ用の一次側は、常に茶色リード線 B+をB電源に、橙色リード Pを出力管のプレートに接続して使います。シングルアンプ用の一般品を3段アンプに使用する場合も同じ配線を行い、必ず二次側を逆相にして(COM端子をプラス側にして)お使いください。

二次側ではなく、一次側を逆相にして使った場合、特性が悪くなってしまいます。一次側の配線を逆にした場合には、高域特性にピークディップが発生しますので、必ず正しい配線を行ってください。

当ラボのシングルアンプ用出力トランスは2段アンプ用を一般品としますが、3段アンプ用に逆相タイプ(品番末尾に-Rのサフィックス付)も対応可能です。




■ 商品の周波数特性データについて

当ラボでは、各トランスの出荷検査時の周波数特性データを全て開示しています。以下のリンクページをご参照ください。

◇超小型トランス◇

SE-5K2W

SE-7K2W

DE-8K2W

DE-14K2W

◇小型トランス◇

SE-5K4W

SE-7K4W

DE-8K7W

DE-10K7W

◇標準型トランス◇

SE-3.5K10W

SE-5K10W

DE-5K20W

DE-8K20W

◇バイファイラー型トランス◇

BW-2K7W

BW-1.25K20W

◇受注生産品◇

SE-5K4W-R

SE-5K4W-GL

SE-7K4W-R

SE-7K4W-GL

SE-12K4W

MT-06K7W

LA-22PE-PB

SE-3.5K10W-H

SE-5K10W-H

SE-5K10W-GL


トランスの周波数特性は以下の回路の冶具を用いてFRAplus (アナログディスカバリーを制御するオーディオ機器用自動測定ソフト)で測定しています。

メーカー製の管球アンプ用トランスの中には周波数特性データ(測定グラフ)がカタログや取扱説明書等で紹介されているものがあります。それらは例外なく素晴らしい特性をしていますが、 トランス個々の特性を揃えるというのは、適切な設計と正しい巻線作業が伴わないと実現できず、実は簡単なことではありません。 発表されている特性カーブはいわばチャンピオンデータであり、個別に測定をしてみると、必ずしも全てのトランスが発表された通りの特性を有しているわけではないことが分かります。 ステレオ用の2個のトランスの周波数特性が揃っていて、しかもピーク・ディップの無いペアを手に入れることは案外難しい、というのが実情だと思います。

私は、当ラボで生産、販売する全てのトランスについて周波数特性を測定し、測定データを予め開示したうえで販売を行います。 各特性グラフには被測定トランスのシリアル番号を明示していますので、お買い求めになるトランスのデータをご確認いただき、納得のうえでご購入ください。 私の技量が充分でなければ全てが良い特性を示すというわけにはいかないかもしれませんが、後発メーカーとしての当ラボのセールスポイントはそれしかありませんので、腕を磨いて特性維持に挑戦します!

当ラボのトランスをご購入いただいたお客様には、ご希望に応じて出荷検査の測定データ(FRAplusの生データ)をお送りします。 お送りしたデータをFRAplusで開くと、カーソル機能等を駆使してレスポンスを細かく観察したり、2個のトランスのグラフを重ね合わせたり、印刷することが出来ます。(FRAplusはフリーウェアです。グラフの閲覧、加工、印刷など、測定機能以外はアナログディスカバリーが無くても動作します。)




■ デジタルチラシ

当ラボのチラシができました。(画像をクリック!)





■ 製品サポートについて


当ラボのトランスについてのお問合せは、ARITO'sチョロQ掲示板で承ります。

「掲示板はちょっと、」という方はメールでも結構ですが、なかなか情報発信が充分に出来ないものですから、ぜひ掲示板にて質問していただき、 他の閲覧者の方々への情報発信にご協力いただけましたら幸いです。

この掲示板ではトランスについてだけでなく、自作アンプのお悩みやご質問、またFRAplusやトランス、自作アンプに関係ないことでも何でも書き込んでいただいて結構です。

また、フェイスブックに「真空管アンプ自作派集合!」という公開グループを作りました。フェイスブックのアカウントを持っておられる方は、 こちらでお問合せいただいても結構です。




■ 販売について

当ラボのトランスは、すべてわたくし一人で手作りしておりますので、既存メーカーのように、常に一般品の在庫を持って販売活動を行うということはできません。

当面、一般品はヤフーオークションに出品して販売を行います。

出品はステレオ用としてトランス2個を単位とします。 オークションページでは、2個それぞれのシリアル番号を明記し、当サイトの周波数特性グラフへのリンクを張りますので、当該トランスの周波数特性データをご確認の上、入札ください。

オークションには一般品のみ出品します。受注生産品および特注品はメールにてお問い合わせください。


現在、出品中のトランスについては下のURLにてご確認ください。(生産能力の低さから、出品中のトランスが無い場合もございます。)

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/aritomaekawa

 


■ 保証等について

●製品の保証期間は、出荷後1年とさせていただきます。

●保証範囲

   保証期間中の明らかな製造側責任による故障などに対しては、代替品の交換や修理をさせていただきます。

   ただし、仕様外の使い方や天災・火災等、製造側責任以外の原因による場合は保証の対象外とさせていただきます。

   保証は製品単体の販売価格の範囲内とし、故障などにより誘発される損害等については保証の対象外とさせていただきます。

●責任の範囲

   製品に起因して生じた特別損害、間接損害、拡大損害等に関しては賠償責任を負わないものとします。

●商品や製品部材等については、素材、金型、数量、仕入れ先の入手上の都合で予告なしに変更せざるを得ない場合が発生しますので、予めご了承願います。

●製品仕様に記載した数値を超える条件でのご使用は、火災や感電等の事故を招く危険性がありますので、絶対にお止めください。

●製品を落下させますと衝撃による特性劣化の可能性が、また足元に落ちた場合には怪我をする恐れがありますので、お取扱いにご注意ください。




■ 商品発送について

当ラボの近くには郵便局とヤマト運輸、佐川急便の営業所があります。特に要望がなければ郵便局から、ゆうパックの元払いで送りますが、 先の2社の宅配便でも対応は可能ですので、お問合せください。着払い、配達日時等もご希望があればお知らせください。




■ 製品モニターの募集について

管球アンプを自作しようという方は、ご自分で回路設計ができる方ばかりではありませんので、ビギナー顧客へのトランス販売のためには製作例となるアンプの存在が必須だと 考えています。もちろん私自身もアンプを作って紹介しますが、なにせ寡作なものですから、当ラボのトランスを使ってアンプを作りたい、という方を若干名募集します。 応募いただいた方には4機種8タイプの中から選択いただき、1ペアを無償で提供します。必要に応じて製作のためのアドバイス等のサポートも行いますので、初心者、 ベテランを問わず興味のある人は是非ご応募いただきたいと思います。

ただし、無条件というわけにはゆきませんので、以下の事柄につきまして審査をさせていただきますことをご了承願います。

●作りたいアンプの内容がトランスの販売促進に寄与するであろうと判断できること。

限られた材料購買状況からのモニター募集ですので、支給可能な数量は限られます。誠に僭越ですが審査のうえ、内容が似通ったものが既にある場合や、極めてマニアックで 販売促進に寄与しないと思われるものはお断りする場合があります。なお、内容が高度で初心者向けとはいえない場合でも、回路や製作について丁寧に解説いただける場合は 問題ありません。

●何らかの形で製作したアンプについて発表できる方、あるいは発表することを許諾いただける方。

ご自身のブログやウェブサイト上での紹介、ラジオ技術やMJ等の雑誌への投稿などは最高ですが、そういう媒体が利用できない場合は私が借りているサーバーに紹介ページを アップすることでも結構です。製作例アンプの紹介、回路図、測定データ等、可能な限り詳しい内容が望ましいですが、ご希望の方には発表する内容につきましてアドバイス、 ウェブページ作成や測定、評価のお手伝い等をいたしますので大袈裟にお考えいただかなくても結構です。トランスに関する何らかの評価は必須とさせていただきますが、 音の感想を書くくらいの簡単なものでも結構ですし、提供したトランスの性能、品質に対して厳しい内容でも構いませんので正直な評価をお願いします。

●トランス受領後半年以内で製作例アンプの完成を目指すことをお約束いただける方。

いつまでも進捗が無いようでしたら困りますので期限をいちおう半年とさせていただきますが、完成に向けて努力さえいただけましたら厳しいことは申しません。 初心者の方には必要に応じて完成までお尻を叩かせていただきます。




ご感想、ご質問等ございましたら掲示板または arito@maekawa.com まで!(@を半角にしてください)


Updated 2022 September 16